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東北の空に吹く風 1
遅くなりましたが、8月20~21日は、職場の東北復興支援プランの一つとして仙台方面に一泊二日で参りました。
前日にかなり大きな余震などもあり、ちょっとどきどきしましたけれども、何事もなく無事行ってくることができました。
現地も先週までは猛烈な暑さだったそうですが、私たちが行く辺りでとても涼しくなり快適そのもの。
秋雨は降りましたが、丁度その止み間に外歩きすることができましたので、傘も差さずに済み、うちの集団の悪運の強さをまざまざと思い知りました(笑)
実は帰宅後、業務多忙過ぎて、まだ写真整理どころか、カメラからデータを吸い出すことすら出来ていない体たらく。
現地の写真をお披露目するのにはもう暫く時間が必要でして、その間は先日撮った植物園の花の写真と一緒に、現地の話を進めて参りたいと思います。
フシグロセンノウ
関西から東北へと移動する際は、最近はほとんど飛行機利用になるのではないかと思います。
私たちも同様に、まずは仙台空港へと降り立ち、東北の旅を開始しました。
しかし、仙台空港は海に面している空港です。
3月11日、津波に襲われ、滑走路が泥水に覆われる映像を目の当たりにしてショックを受けられた方は多かろうと思います。
私も現地の話は折々耳に挟みますために、少々覚悟をして降り立ったわけですが、実際はと言いますとその痕跡は全く見られず、逆にびっくり致しました。
いえ、痕跡が見られないというのは語弊がありますね。
津波が洗った痕跡はそこかしこにあるんです。やはりあちこち復旧作業中ですし、外観もまだ完全に元通りとは確かに言い難い。
しかし、当時1階が完全水没したと言われる空港ビルは、それが本当かどうかが分からないほどになっていましたし、まだレストラン等の再開が出来ないだけで、とにかく通常利用する分には全く問題がないほどに元通りになっていました。
これだけでも、人間の復旧に向けたパワー、何度も災害から立ち上がってきた日本人の対応力は(たとえ政治に問題があろうとも)、凄いものがあるのだと、仲間内で感心していましたね。
もっとも、復旧に向けるエネルギーは、やはり衣食住、そして物流といった、今の生活に必要な部分に集中して注がれていますから、空港周辺の広大な空き地は・・・そこは以前は田んぼだったところで、本来なら今頃は青々した稲が棚引いているはずだった場所なのですが、塩害を受けて立ち枯れた雑草が覆い、あちこちで車や船がひっくり返っている荒涼とした風景が広がっていました。
或いは、街中で溢れた瓦礫や廃車にせざるを得ない車の仮置き場として使われているか・・・。
この瓦礫の山が片付き、元の爽やかな水田になるには、まだまだ相当長い月日が必要なのだろうと思われました。
草むらの中の歌
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